発達障害の子供を持つ親御さんの悩み②
■着替えに関する悩み
発達障害のあるお子さんは感覚過敏や手先の不器用さがあることが多く、洋服着たり脱いだりするのが苦手な子が多くいます。
障害の特性から季節問わず同じ洋服をきたがるという拘りがあります。
発達障害のあるお子さんは独自のこだわりから毎日同じ洋服を着ることを好み、何故か他の服を嫌がるという事があります。
これはADHDの特性で感覚の過敏さがあることと、変化に弱いという症状があるからです。
このようなお子さんがいる親御さんは一緒に洋服を買いにいって、お子さんに洋服を選ばしてあげるのがいいでしょう。
悩んでいる場合は好きなキャラクターや肌触りのいいものなどをすすめてあげることも大切です。
次に着替えが苦手(嫌がる)な子が多いのも発達障害の特徴です。
これは先に説明した手先が不器用である事、ボディ・イメージの未発達や姿勢の保持が難しいなど複数の特性がある事などが要因にあげられます。
自分ひとりで着替えるのが苦手な子の場合は大人がそばでつきそってあげることで、子供に安心して着替えが出来るように補助してあげるのがいいでしょう。
特に、ボタンやフックのついている洋服の場合、手先の不器用さが影響して苦手な子が多いので、お子さんが自分自身でとめられるように練習するのを大人がつきそってあげるのがいいでしょう。
洋服だけでなく靴下や靴を履くのが苦手な子もいるので、まずは足首までの短い靴下から練習していくがおすすめです。